ここ数年間は求職者の売り手市場が続いていて、特に理系の技術者・研究者の採用においては倍率が高く取り合いの状況になっています。
そこで企業の魅力を伝え、価値ある人材を引き寄せる手段として広く活用されているのが採用動画です。
今回は採用活動において「特に製造業に最適な採用動画のメリットや制作のポイント」を製造業・製薬、医療機器メーカーに特化した動画制作会社のエルモがご紹介します。
目次
採用動画 を制作するメリットと効果
採用動画を制作するメリットには主に以下のようなものが考えられます。
採用動画を制作するメリットと効果
- 短時間でわかりやすく説明できる
- 求職者へ印象に残すことができる
- 会社の雰囲気が伝わりやすい
- 入社後のミスマッチを軽減できる
短時間でわかりやすく自社を説明できる
採用動画は、企業が求職者に向けて自社の魅力、働く環境、企業文化を効率的かつ魅力的に伝える手段です。
動画はさまざま存在するメディアの中でも特に情報量に優れていて、1分間の動画の情報量は文字に換算すると約180万語、Webページでは約3600ページ分とも言われています。
テキストや静止画だけでは伝わりづらい企業の生の声や働く雰囲気を、動画なら直感的かつ感情移入しやすい形で示すことができるため、言葉で説明するより多くの情報を短時間でリアルに伝えることができます。
特にBtoB企業は求職者の認知度が低く事業の専門性も高いことから、わかりやすく簡潔な理解を促せる動画のメリットは大きいと言えます。
求職者へ印象に残すことができる
就職活動において、求職者は複数の企業を比較して検討します。
すべての企業に同じだけの熱量をかけて調べられればベストですが、実際は採用サイトやパンフレット、実際の話しを聞いた結果として印象に残った企業を選ぶケースが多くなります。
自社の事業や強みをしっかりと理解してもらった上で選んでもらうことも重要である一方で、まずは求職者の印象に残して「こんな会社があったな」と記憶に留めておいてもらうことも重要です。
採用動画はその企画や切り口によって、さまざまな作り方ができ多彩な表現に対応できるため、求職者へのインパクトや他社との差別化に繋げることも可能です。
会社の雰囲気が伝わりやすい
企業の規模感や事業内容、業務内容、勤務先、給与といった情報は動画に限らず、ある程度正確に情報を集めることができます。
しかしながら、採用活動における企業選びは「自分がどのような環境(雰囲気)の中で働くのか」「自分に合いそうか」のような雰囲気やニュアンスの部分も多分に含まれます。
採用動画は、社員の声や雰囲気、職場の様子をリアルに表現することができ、「自分自身が働く姿」をイメージしやすいのがメリットです。
言葉ではなかなか伝えづらい社内の雰囲気や企業風土・文化をわかりやすく伝えられるため、現実と想像のズレを解消するのに役立ちます。
入社後のミスマッチを軽減できる
採用活動において問題となるのが、入社したあとのミスマッチです。
企業側・求職者側ともに100%のロスのないコミュニケーションは難しく、思い込みや理解のズレが一定程度は発生します。
動画は情報量が豊富で、視覚と聴覚の双方から訴える手段であるため、誰が見ても誤解がなくわかりやすい情報発信が可能です。
採用のミスマッチは「求職者側が求めていること」と「企業側が求めていること」のズレによって起こるため、これらを防ぐために事業や業務内容などを正しく、わかりやすく伝えられる採用動画はミスマッチ防止にとても効果的な手段と言えます。
担当者の負担を軽減できる
採用活動(特に新卒採用)は活動期間も長く、必然的に担当者の負担も大きくなります。
採用イベントでの企業紹介やオンラインの説明会など、自社を説明しなければいけない機会は多くなりますので、採用動画を活用することでこれらの説明の手間を省くことが可能です。
また、説明する内容を平準化でき、担当者の知識やスキルに関係なく誰が使っても同じ効果を得られることも大きなメリットです。
採用サイトやSNS等で共有することによって年中無休でどこからでもアクセス可能な形で企業情報を発信し続けられます。
採用動画 の成功事例
採用動画の制作における成功事例をご紹介します。
プラント設備ができるまでを描いたプロジェクトストーリー動画
新卒採用向けに、技術職の業務内容を紹介する採用動画。
化学工場の共沸塔(タワー)製造のプロジェクトを取り上げ、設計や工事監理にかかわる3名の社員に密着。
それぞれの担当業務やその魅力、業務上の工夫などをご自身の言葉で語っていただくことで、プロジェクトの中でどのような役割があり、どのように携わっていくのかがリアルに伝わる内容となっています。
制作した動画は自社のYoutubeチャンネルにも掲載し、ご活用いただいています。
搬送用コンベヤメーカーの採用動画
会社の概要、社会と製品の関わり、製造の流れなどを端的に伝える採用動画。
「世界をはこぶ、明日へはこぶ」を採用活動におけるブランドメッセージとして企画立案。
ターゲットである学生に端的に伝えるため、カジュアルなグラフィックも多用し、会社説明会や工場見学会、WEBサイトなどさまざまなシチュエーションでご活用いただいています。
角鋼管・異形管製造メーカー会社案内動画
採用活動をメインにしながらも他の用途にも活用することを念頭において、ブランドメッセージや短時間の会社概要、製造工程などの要素をチャプターわけして制作、単体でも効果的に利用できるように、映像の作りに違いを持たせて多様な表現を取り入れました。
食品メーカーの採用動画、新入社員向け研修動画
銘菓 小倉山荘などを手掛ける食品メーカーの、採用説明会や新入社員研修で使用される動画です。おかきや煎餅の製造から加工、出荷までの流れや、絆支援というキーワードを通した企業の考え方を伝える構成となっています。
鋼管メーカーさまの採用ブランディング動画
もともとは採用活動用のインタビュー動画を制作。
その過程で工場や事業所でイメージ撮影も実施し、ドローン空撮も交えて2分ほどのコンセプトムービーもあわせて制作しました。ウェブサイトを中心に活用されています。
高機能ボルトメーカーの企業紹介動画
ニッチ分野でトップシェアを誇る企業の紹介動画。
高い技術力と市場シェアの実績がありながら、一般には認知度が低く、それを改善するためのコンテンツとして企画制作しました。
そのため製品そのものではなく、技術力と採用実績に重点をおいた構成としました。また、5つのパートに分け、組みかえることで営業、採用、工場見学など多用途に活用できるよう設計しました。
冒頭パートはビジョン・メッセージを表現、また事業部紹介ではアニメーションを採用、表現内容に応じて表現手法変えるなど変化にとんだ構成としました。
産業機器メーカーの採用動画
社員インタビューとあわせて採用活動用のコンテンツとして制作しました。
自社製品の立旋盤ができるまでの流れを追いかけ、製造プロセスやその中でどのような業務があるのかをわかりやすく紹介しています。
また同時にVRコンテンツも撮影・制作しました。
採用動画 の活用イメージ
制作した採用動画には主に以下のような活用イメージが考えられます。
採用動画の活用イメージ
- 採用説明会やイベントで放映
- 採用サイトに掲載
- パンフレット等の印刷物に掲載
- SNSやYouTubeで公開
採用説明会やイベントで放映
最も代表的な活用方法がこの採用説明会や会社説明イベントです。
合同説明会から自社単体の説明会はもちろん、最近ではオンラインでの説明会が主流になっているため、これら説明会の企業紹介として活用するのがオーソドックスな使い方です。
また、リアルイベントでは自社ブース前で足を止めてもらうアイキャッチとしても作用します。
説明会段階では求職者のモチベーションにもばらつきがあり、特に認知度の低いBtoB企業の場合は、まずは自社に対して興味関心を持ってもらう必要があります。
採用動画を通して求職者の関心を引き、それから自社について理解してもらうという流れを比較的スムーズに進められるのが動画の魅力です。
採用サイトに掲載
求職者が一番最初に企業と接する点、それはリクナビやマイナビ等のページ、そして自社の採用サイトです。
特に採用サイトは企業紹介や業務内容、先輩インタビュー、1日の流れ、福利厚生などの求職者が気になる情報が散りばめられていて、見やすくわかりやすく作られます。
採用サイト内に採用動画を載せておけば求職者の目に留まる可能性が大きく高まり、文章を読むよりも効率的に理解することが可能です。
採用サイトにはショートバージョンを掲載し、説明会ではフルバージョンを流すなど、用途に応じて動画を分けて運用されるケースも多く存在します。
パンフレット等の印刷物に掲載
採用パンフレットをはじめとした紙媒体は、情報量の多さや直感的なわかりやすさは動画には劣るものの、一覧性が高く携帯性に優れるというメリットがあります。
自宅から企業までの道中でサッと広げて読むこともでき、パラパラと流し読みすることで大枠の内容を一目で理解できるところは紙媒体ならではの特性です。
パンフレットの中にQRコードを組み込んで動画へのアクセス経路とすることで、手持ちのスマートフォンから動画へ簡単にアクセスすることができ、例えば採用サイトの存在を知らない求職者に対しても採用動画を見てもらうきっかけになります。
動画やサイトとの接点を増やして露出を高めるという点でも効果的です。
SNSやYouTubeで公開
近年では物事を「動画で調べる」ケースが非常に増えてきましたが、特に若年層にはこの傾向が顕著です。
制作した採用動画を自社のYouTubeチャンネルにアップロードしたり、SNSにポストしたりすれば、求職者との接触点を増やしてエンゲージメントを高められます。
どれだけ素晴らしい採用動画を作ったとしても、それを見てもらえなければ意味がありません。
YouTubeやSNS、パンフレット等の紙媒体など、さまざまなツールに採用動画につながるポイントを作っておき、少しでも接触しやすい環境を整えておくことはとても大切です。
採用動画の種類とトレンド
採用動画の種類とトレンド
- 企業(事業)紹介
- 業務の流れ
- ブランドメッセージ(パーパスムービー)
- 社員(先輩)インタビュー
- ショート動画
企業(事業)紹介
自社がどのような事業を行い、どのような製品やサービスを作っているのか、どんな強みがあるのかなど、自社に関する特長をまとめて紹介します。
中でもBtoB企業は求職者からすると日常生活での接点が少なく、馴染みも薄いことから、自社の事業や製品を理解してもらうのには時間がかかります。
業界での立ち位置やシェアなどの情報も織り交ぜて説明することで、見る人に自社の魅力を改めて理解してもらうことに繋がります。
また、ビジネスそのものに対して堅苦しいイメージをもつケースも少なくないため、そんな印象を和らげるためにイラストやアニメーションを使って紹介するケースも増えています。
関連リンク
製造業 こそ活用したいアニメーション動画。独自技術を見える化!
アニメーション動画とは、イラストや文字などに動きをつけた動画のことで、実写と対をなす表現手法としてさまざまなシチュエーションで利用されています。 どちらかと言うとやわらかくポップなイメージがあり、ビジネスにはそぐわないと考える方もいるかもしれませんが、最近は 製造業 の動画制作においても多く使われています。
→この記事を読む
業務の流れ
採用活動において求職者が気になる点のひとつは、「自身がどのような仕事をするのか」ということです。
動画はさまざまな事柄を豊富な情報量で映し出すことができ、表現方法も豊富のため、業務の流れやその内容を描き出すことは比較的容易です。
(インタビューの合間に業務イメージをはさんだり、再現ドラマ風に紹介したりなど)
これらが正確にわかりやすく伝えることができれば、求職者の不安を解消しつつミスマッチを防ぐ結果に繋がります。
ブランドメッセージ(パーパスムービー)
自社のビジョンやミッション、経営理念などの「あるべき姿」や製品やサービスを使った先にあるベネフィットといった「理想的な未来」をテーマを伝えるものです。
自社が世の中でどのような役割を果たしているのか、この先の未来をどのように進んでいくのかをわかりやすいメッセージにまとめ、そのメッセージを象徴するビジュアルを用いて映像化します。
自社の強みや事業などを直接描写するわけではないものの、企業としての考え方や存在意義といった概念的な要素を伝え、見る人に共感してもらうことが目的です。
関連リンク
パーパスムービーとは?その特徴や制作におけるポイントを解説【事例紹介】
パーパスは企業経営における「ミッション・ビジョン・バリュー」の上位概念として位置づけられ、 これらを表現する手法として動画を活用するケースが増えてきました。今回はパーパス、そしてパーパスムービーの制作におけるポイントや活用事例を解説します。
→この記事を読む
社員(先輩)インタビュー
先輩社員にインタビューを行い、入社のきっかけ、キャリアアップの過程、日々の業務や職場でのエピソードなど、自身の経験を語ることで、求職者にとって非常に役立つ情報を提供します。
ご自身の言葉で語ってもらうため、スクリプトに基づいたコンテンツよりも説得力があり、視聴者の共感や興味を引き出しやすいというメリットがあります。
また、社員一人ひとりの個性や企業への真摯な思いを前面に出すことで、単なる業務の説明を超えた企業の核となる価値観や文化を伝える機会となります。
企業と求職者間の価値観のマッチングを促進し、長期的な人材の定着に寄与する効果も期待できます。
ショート動画
ショート動画は、ソーシャルメディアの普及と共に、特に若年層に非常に人気があります。
しかしながらいくら人気があると言っても10秒~30秒程度にすべての必要な要素をまとめるのは困難です。
採用動画における使い方として、社員インタビュー(先輩インタビュー)を質問ごとに区切り、1本あたりを短くまとめることでショート動画としての運用が可能です。
見る側も一問一答形式で気軽に閲覧できるため、まず自社に興味関心を持ってもらうためのきっかけとして有効に活用できます。
採用動画 の作り方と気をつけたいポイント
用動画の作り方と気をつけたいポイント
- 制作の目的や課題を明確にする
- ターゲットを明確にする
- 活用方法を明確にする
- 大枠の方向性を定める(かっこいい・面白いなど)
- 理想だけでなく現実も見せる
制作の目的や課題を明確にする
採用動画を制作する際に意識しておきたいのが、採用課題や目的を明確にすることです。
例えば、「母集団の数を増やしたい」「内定辞退率を下げたい」「認知率を上げたい」「採用の質を上げたい」などです。
これらを明確にすることができれば、制作したい動画の方向性が定まりやすく、ブレない制作進行が可能になります。
ターゲットを明確にする
次に「自社が求める人材像」を明確にします。
求める人物像が明確になればターゲットが明らかになると同時に、動画で届けるメッセージやシナリオの参考になります。
バリバリの体育会系の人材がほしいのか、専門性の高い技術職を採用したいのかによって、伝えるべきメッセージや内容は大きく異なります。
ターゲットに対して「自社をどう思って欲しいのか」という視点でも分析をして、何を・どうやって・どのように伝えるのかを検討していきます。
活用方法を明確にする
企業説明会やインターンシップ、採用サイト、YouTubeやSNSなど、採用動画を活用できるフィールドは多くあります。
例えばSNSで展開する場合は、5分や10分の動画をそのままポストするわけにはいきません。
であれば10秒~30秒程度のショート動画にして少しでも気軽に見られて、興味をもってもらおうという話になります。
将来的にショート動画に展開する場合は、ショート動画として作りやすい構成やパートをあらかじめ想定しておく必要があるため、活用方法をイメージしておけばさまざまなシチュエーションに柔軟に対応可能です。
大枠の方向性を定める(かっこいい・面白いなど)
企業の魅力を伝える効果的な採用動画の制作においては、企業のカルチャーや価値観を明確に伝えること重要です。
例えば、企業の強みが社風や企業文化であり、それらにマッチした求職者に興味を持ってもらいたい場合は、社員インタビュー動画やブランドメッセージが適しています。
メーカーなど事業や製品(サービス)がメインで、他社にはない魅力を持っていて、それらを知ってほしいという場合は事業紹介動画が効果を発揮します。
また、表現としてもカッコイイ、面白い、感動的など、どのような方向性が良いかもあらかじめ決めておくと、その後の企画進行がスムーズになるため、求職者に知ってほしいこと、伝えたいことをしっかりと整理しておくことが必要です。
理想だけでなく現実も見せる
採用動画を制作する際は、求職者の求める「理想」の部分だけでなくリアルな「現実」を見せることも必要です。
動画を通して会社を見ると魅力的な部分だけがピックアップされてしまい、実際に入社してみると「こんななずではなかった」となってしまっては本末転倒です。
早期退職のリスクやミスマッチを防ぐためにも、理想的なきれいな部分とリアルな部分をバランスよく織り交ぜて紹介することが重要です。
特に工場はそのイメージから「単純作業だと思ったのに複雑な作業が多い」「思ったよりも仕事がキツい」といった悪い意味でのギャップが生まれやすいため、先輩インタビューの中で大変な部分にも触れてもらう、リアルな現場を映し出すなど、見る人にイメージだけが先行しないように配慮する必要があります。
採用動画 の相場と制作期間について
採用動画はその性質上、使うタイミングがある程度決まってきます。
制作したものの、新卒採用のスタートに間に合わないという自体にならないためにも、制作にかかる期間や費用に関して簡単にご紹介します。
採用動画の相場感について
採用動画の制作にかかる費用は、動画の長さや撮影の有無、クオリティ(作り込み)、表現方法などによって変動します。
比較的多いレンジは「150万円」~「300万円」ですが、もちろんこれ以下もこれ以上も存在します。
【費用が変動しやすい要素】
● 動画の構成・動画尺
→採用動画にどの程度の情報を盛り込むか。例えば「3本で合計10分」と「1本で合計3分」の動画では全体のボリュームが大きく異なります。
● 撮影の有無・撮影回数
→撮影は1回あたり20~30万程度の費用がかかるため、撮影回数が多くなれば費用が大きくなります。また撮影場所が遠方になる場合、前泊や後泊が必要となるため撮影場所も費用に影響します。
● アニメーション・3DCGの有無
→アニメーションの場合はイラストを書く点数、3DCGの場合はモデリングの点数やテクスチャの作り込みなどによって費用が変動します。
特に3DCGはクオリティにこだわっていくと数十万・百万単位で金額が変動するため、どの程度作り込むのかを事前に想定しておく必要があります。
このようにひとことで採用動画と言っても、その仕様は企業によって千差万別です。
「実写」「アニメーション」「3DCG」と異なる表現を複数取り入れると、同じ構成・動画尺でも費用は大きくなります。
確かに費用をかければその分クオリティは高くなりますが、クオリティが高ければ大きな効果がでるというわけでもありません。
表現ありきで検討を進めるのではなく、ある程度予算を決めてから「その予算の中でどのような構成・表現ができるか」を検討してもらうのが費用対効果に優れたコンテンツを制作するコツです。
制作費用については以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご確認ください。
関連リンク
動画制作にはいくらかかる?料金の内訳と種類ごとの費用相場を徹底解説
企業や団体のプロモーションやリクルート、社員教育などに幅広く活用される動画コンテンツ。 検討を進める上でネックになるのが「どの程度の費用がかかるのか」 今回は「動画制作費用の相場と失敗しない外注依頼の方法」を詳しくご紹介します。
→この記事を読む
関連リンク
動画制作・映像制作の見積もりってどう判断したらいい? 正しい見方、費用を抑えるポイントをご紹介
動画制作を検討する上で重要な要素のひとつが「費用」。いくつかの動画制作会社に見積もりをかけてみたものの、「項目や様式が違ったりして高いのか安いのか、どのように判断すればいいわからない」といったケースがあるのでははないでしょうか。 今回は「見積書の正しい見方や比較のポイント、費用を抑えるコツ」をご紹介します。
→この記事を読む
採用動画の制作期間
採用動画は、企画から完成まで3ヶ月~4ヶ月程度かかるのが一般的です。
ざっくりとしたスケジュール感としては、以下のようになります。
・最初の1ヶ月:全体のシナリオや構成を決める
・次の1ヶ月:撮影と編集作業を行う
・最後の1ヶ月:修正作業とMA作業、ナレーション収録を行う
場合によっては、全体のシナリオや構成に時間がかかる、修正のやり取りが多くなるなどで制作期間は変動します。
新卒採用のスタートに合わせて使いたいという場合は、例えば3月スタートであれば11月~12月には企画をはじめたいところです。
もちろんこの期間以下でも制作することは可能ですが、どこかのプロセスを簡略化したり・クライアント側で負担してもらったりの対応が必要になるため、
ある程度余裕をもって進めるためには3~4ヶ月程度の時間を見ていただくと安心です。
わたしたち株式会社エルモは、製造業や製薬・医療機器メーカーを中心に500社以上の動画制作実績があります。
販促PRから採用活動、ブランディング、社内の技術継承、安全教育、周年式典にいたるまでBtoB取引におけるあらゆる用途の動画を制作しています。
まずはお気軽にご相談ください。
この記事の監修者
伝わる動画制作 編集部
製造業や製薬、医療機器メーカーに特化した動画制作会社として、製造業・医療業界ならではの課題と、その解決法としての動画活用術を発信。広報販促、マーケティング、ブランディング、採用、研修・安全教育など、それぞれの領域における動画活用の最新情報やノウハウ、事例などを随時お伝えしています。